プレミアリーグ5試合を終えて

首位に立っているのはマンチェスター・C

5試合して唯一の全勝。勝ち点15。

得点11・無失点と メチャクチャ強いッス。

このままシティが首位を独走するのか、はたまた何処かで躓くのか、今後も注目ですね。

 

2位に付けるは岡崎慎司が加入したレスター・シティ

3勝2分と、今のところ負けなし。勝ち点11。

失点が7と多いけれども、得点も1位タイの11得点と多い。また第5節のアストン・ヴィラ戦(ホーム)では2点ビハインドの状況から逆転に成功するなど、逆境をはね返す底力も披露。今季の台風の目となりそうな勢いである。

 

 

さて我がアーセナルの話。

アーセナルは現在5節を終了した時点で

3勝1敗1分で勝ち点10 得点5 失点3 得失点差+2で

順位的には4位に付けている(見慣れた定位置ですね)

 

5試合して3失点。この部分は良い。1試合平均失点1.0点以下で行ければ優勝も狙える。問題は得点5(内OGが2点)と言う部分である。5試合して5得点は少ない。優勝を目指すならば1試合平均2.0点以上が望ましい。

 

だけど「アーセナルの攻撃そのものがダメ」とは言い難い状況で、

以下は5節終了時のsquawkaのデータを参照した話をします。

チャンス数(キーパス数)

 

マンチェスター・C チャンス数76 得点11

レスター・シティ    チャンス数53 得点11

ウエストハム      チャンス数41 得点11

クリスタル・パレス   チャンス数47 得点8

エヴァートン      チャンス数40 得点8

チェルシー       チャンス数60 得点7

マンチェスター・U チャンス数44 得点6

リヴァプール      チャンス数46 得点3

ニューキャッスル    チャンス数25 得点2

我がアーセナル          チャンス数88 得点5

 

5節終えて断トツでチャンスを作っているが、それが得点に結びついていない、と言う状況。簡単に言えば

ウエストハムの倍以上のチャンスを作っておきながら、得点はウエストハムの半分以下である」

と言う帰結。まあ流石にウエストハムの得点効率は良すぎるけれど、

それでも17.8本に1得点てのは少なすぎる。

ともかく決定力不足で、ラストプレーのクオリティが足りていない。

君たちは日本代表かいなっ!

 

 

でも実はね、そこまで心配してないんです。と言うのも、

サッカーは原則相手以上のスコアで終われば勝利、の競技なんで、

「相手以上に多くの得点機会を作り、相手の得点機会を多く潰せば、勝てる確率が格段に上がるゲーム」つまり「チャンスの多い方が圧倒的に有利」だと思うんで(一概にそうでない部分もあるけれど)

本当に問題になるのは「チャンスすら作れない状況」である。

その最悪の状況と比較すれば今は100倍マシだと言えるかなと。

 

 

ルート・ファン・ニステルローイ氏のケチャップ論

ゴールはケチャップのようなものだ。ビンを必死に叩いても出てこないかと思えば、一気に全てが出てくる。」

氏の言を借りれば、アーセナルは今、全体的に少しつまったような状況と言える。

状況を打開するのは誰になるのだろうか。またいつになるのだろうか。

その時を楽しみにしています。