アーセナル15-16シーズン選手総評・S

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11番 メスト・エジル 評価・S シーズンMVP

            出場 ゴール アシスト イエロー
コミュニティーシールド 1   0   0   0
      FAカップ 1   0   1   1
 チャンピオンズリーグ 8   2   0   2
    プレミアリーグ 35  6   19  4

リーグ戦

合計 35試合出場(3045分間)  6 ゴール
出場試合勝率 54.3% (チーム平均:52.6%)
先発試合勝率 54.3% (チーム平均:52.6%)
出場試合平均勝ち点 1.89 (チーム平均:1.87)
先発試合平均勝ち点 1.89 (チーム平均:1.87)

枠内シュート率 67%
 総チャンス数 144(リーグトップ プレミアレコード)
平均パス成功率 87%
タックル成功率 33% 27/83
  空中戦勝率 12% 2/17

 

 

まあね、やっぱね、そりゃね、シーズンMVPはこの人ですよ。

静かな暗殺者、創造と破壊の神、メスト・エジル

リーグ戦19試合で早くも16アシストをマーク。アンリの持ってるプレミア最多アシスト20を越えそうだったんだけども、中盤戦以降に失速。最終的には19アシストでプレミアの記録第2位に。だけどチャンスクリエイト数は144でプレミアリーグ記録樹立。これはすごい。多分、エジル以外の選手には抜けない数字になると思う。

それもそのはず。この人ひとりで一試合に7.8本のチャンス作るんだから。

エジルは攻撃アイデア、引き出しがかなり多彩で、出せるボールの質も豊富で、あの手この手で敵を崩しに掛かる。一辺倒なトライ、チャレンジを繰り返す事はまず無い。

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元々アイデア豊富だったんだろうけど、1年目はあまりうまくいかなかった。プレミアのハードコンタクトに慣れてなかった事が一つ大きな原因にあるだろう。エジルは寄せられて潰されるシーンが多かった。しかし前季に(肉体の)ビルドアップを行った事で、寄せられても体負けしない肉体を作り、ボールキープ力をかなり向上させた。また相手のプレッシャーのいなし方も一段うまくなった。これが下地になって、より攻撃アイデアが顕在化したように思う。事実、潰される事も、ボールを奪われる事も少なくなった。

 

そんなエジルのリーグ19アシストをどうぞ

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いやホント色んなパス出せますよね彼w

 

19アシスト、144チャンスクリエイトもすごいんだけど、

彼の場合プレアシスト(アシストの一手前のパス)もすごく良いんですよね。

アシスト減少した時期も、チャンスは作ってたし、プレアシストももちろんあった。

不調だった時期もなかった訳じゃないが、総体的に見ればやはり、かなり良い出来のシーズンだったなと。これはエジルにしか出来ないなと、多くの人に思わせたんじゃあないでしょうか。

 

 

一番インパクトあったのはやっぱこれ。

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 天才、吠える・・・!!!

 

なんていうんですかね、アーセナル見ててたまにあるんですよ

「俺はこれを見る為に応援してたんだ」ってシーンがね。すっげー熱くなれる瞬間ていうんですかね。この時がそうでしたね。

 

 

エジルは・・・加入当初と比べると随分気持ちを見せるようになったんですよね。

 

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普段は割とひょうひょうとしてるけど、ここぞという時の気合すごい。

吠えるエジルたん、超カッコいいッス。