15-16シーズン後半戦のアーセナルについて
さあ終わりましたねシーズンが。
また3ヶ月ほどアーセナルを楽しめない時期がきました。
まあトランスファーマーケットもあるし、今年はEUROもあるしで、
そんなに退屈ではないかも知れませんが。
いやちょっと待てよと。
キムタク的に言えば、「チョマテョ」と。
その前に15-16シーズンはアーセナルはどうだったのかと。振り返りましょうじゃありませんか。ね。(選手総評もその内やります)
15-16は「失望のシーズン」
でした。はい終わり。
いや、嘘々。
でもね、この一言で片付けれるぐらいには、みんながガッカリしたシーズンだったように思う。(最後の最後にちょっと希望があったけどw)
まずリーグ戦。
前半戦折り返し、19節終えた時点で11勝3分4敗 勝ち点39ポイントで首位。
後半戦の戦績は、8勝8分3敗で32ポイント。
勝ちきれない。モヤモヤした内容の試合が続いた。
特に21節リヴァプール戦から29節トットナム戦までの8試合は
2勝4分3敗とヒドい。というのもやはりゲームメイカーカゾーラの不在がここに響いてる。
「試合を優勢に運べない」「ゲームを支配できない」「ゲームを作れていない」
これはいくらエジルがチャンスを作ろうと、誰が点を決めようと、試合をしっかりと終わらせられないと勝ちきれない。
ラムジーが出ようとフラミニが出ようとコクランが出ようと、基本的に一緒。
この根本的ゲームメイカー不在の問題が解決されない時期は苦しかった。
そこを(カゾーラロールは誰にも不可能だとしても)正しい方向に導いたは新加入のエルネニーだった。
エルネニーがスタメン起用された29節から38節まで(最終節だけ途中出場)負けなしである。カゾーラ不在時、エルネニー「だけ」がゲームを作ろうという姿勢があった。だから今にして思うとホントに彼の獲得って「緊急補強」だったんだなと。
僕は前半戦終わった時に14番と16番の二人の出来が鍵になるという予想をしていたけど、正直全く良くない意味の鍵になってしまった。
ラムジーは相変わらずインテリジェンスを感じないプレイが目立ち、ラストプレーで以前あった落ち着きと精度が無くなった。というかホントはラムジーがゲームメイカーの役をこなせられればベストだったんだけれども、ついぞそういう日は来なかった。
ウォルコットに至っては、たまーーーに目の覚めるようなプレイがあるだけで、
終盤戦では指揮官の信頼を失って、やれ80分とかに途中交代してプレイするだけで
出場時間そのものまで減少した。
二人共がバッチリ機能して、活躍してくれたらタイトルも狙えたし、
せめて片方だけでも上手くやってくれたら、後半戦の成績ももっと、勝ち点ももっと取れたように思う。だからそれだけに、とってもがっかり。
15-16シーズン一番の「がっかりコンビ」だったと言う他ない。
26節のエミレーツのレスター戦。
この試合を覚えてる人多いと思うけれども、残り時間わずかでのウェルベックの逆転ゴール。
そして天才エジルが吠えた
不調にあえぎながらも、首位撃破。
この時はマジでファン全員が興奮したんじゃないかなw
そして翌節のユナイテッド戦の敗戦で
事実上タイトルレースから脱落してしまうとはね.........
このまま「例年通り」また3位4位を必死に追うシーズンに終わってしまうかなと思われたが、最後の最後、
最終節に降格が決定していたニューキャッスルがスパーズにまさかの5-1の大勝利によって、順位逆転。
予想していなかった2位フィニッシュ。
いや~。マグパイズ様々ですわ。
COCはシェフィールド・ウェンズデー相手に4回戦敗退......
CLは例年通り、いやそれ以下の、バルセロナ相手に手も足も出せずベスト16敗退.....
結局ノンタイトル。
あ、コミュニティ・シールドがあった......そういえば......
慰めにもならないよw
最後に、チームがうまくいかない時、悲しい時、悔しい時、失望した時、
この歌を思いだせばいいんじゃないかと、僕は思った。
oh baby どんな悲しみも越えて
お前と歩き続けるのが 願い
oh baby どんな明日を迎えにいこう
挫けそうな時は 忘れるな 俺がいる
(エレファントカシマシ 「それを愛と呼ぶとしよう」)
baby 愛してるぜ baby いつだって