プレミアリーグ前半戦を終えて

あけましておめでとうございます。ブチャらてぃです。

本年もよろしくお願いします。

 

さてプレミアリーグ20節を終えて今の順位表はこんな感じ。

(fuoriclasse)

順位 チーム名 勝点 試合 得点 失点 得失差  
1.   アーセナル 42 20   13 3 4 34 18 +16 CL1
2.   レスター・シティ 40 20   11 7 2 37 25 +12
3.   マンチェスター・シティ 39 20   12 3 5 39 21 +18
4.   トッテナム 36 20   9 9 2 34 16 +18 CL2
5.   マンチェスター・U 33 20   9 6 5 24 17 +7 EL1
6.   ウェストハム 32 20   8 8 4 30 23 +7  
7.   クリスタル・パレス 31 20   9 4 7 23 19 +4
8.   リヴァプール 30 20   8 6 6 22 24 -2
9.   ワトフォード 29 20   8 5 7 25 22 +3
10.   ストーク・シティ 29 20   8 5 7 21 21 0
11.   エヴァートン 27 20   6 9 5 36 29 +7
12.   ウェスト・ブロムウィッチ 26 20   7 5 8 20 25 -5
13.   サウサンプトン 24 20   6 6 8 26 24 +2
14.   チェルシー 23 20   6 5 9 26 29 -3
15.   ノリッジ 23 20   6 5 9 23 32 -9
16.   ボーンマス 21 20   5 6 9 22 34 -12
17.   スウォンジー 19 20   4 7 9 17 26 -9
18.   ニューカッスル 17 20   4 5 11 19 35 -16 降格
19.   サンダーランド 15 20   4 3 13 22 39 -17
20.   アストン・ヴィラ 8 20   1 5 14 16 37 -21

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在勝ち点42点で我がアーセナルが首位。

年末のボーンマス戦に勝利して、首位で折り返しております。

2位は好調レスター・シティ

ヴァーディーとマレズはまだまだ点を取りそう。

3位にマンチェスター・シティアグエロがようやく本格復帰か。

4位にリーグ最少失点のトットナム

5位マンチェスター・ユナイテッド。14節から19節まで勝利なしで失速中。慢性的な得点力不足が不暗視されている。

6位ウエストハム。チームの攻撃を牽引していたパイエが足首を負傷して離脱して以降、見事に得点力不足に陥って、勝ち点を落としている。本人は20節に復帰。

ウエストハムはパイエ・ランシーニの両者を欠くと厳しいかも。

 

 

さて我がアーセナルの話

(前回からすごく間が空いてしまってサーセン

まずCL。非常に非常に厳しい苦しいグループステージだったが、

最終節アウェイでのオリンピアコス戦ではジルーのハットトリックもあり、

グループステージを見事2位で突破。

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いきなりザグレブオリンピアコスに2連敗したときは「さすがに今季こそはもうダメかも・・・」と思ったものですが、まあ終わりよければすべて良し。

連続ベスト16進出はなんとか途絶えず済みました。

 

そしてベスト16のお相手は・・・・・前回王者バルセロナ

 

正直、知ってた!

 

UEFAの考えそうな事なんて、素人にだって予想出来るってお話ですわな。

つー訳で毎度ベスト8以上行くチーム対 毎度ベスト16で消えるチームの対決でございます。とってもとっても楽しみでございます。

私は本来Sな性分でございますが、アーセナルファンになって以降、徐々にMになりつつあります。人の性癖まで変えちゃうクラブ。それがアーセナル

かかってこいよMSN!!!

 

 

プレミアリーグ前半戦MVP

もちろんこの人メスト・エジル

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7節レスター・シティ戦から13節WBA戦まで7戦連続アシスト。

プレミアの連続アシスト記録を彼が塗り替えた。

以降も好調が止まらない。カゾーラが抜けても、サンチェスが抜けても、彼は変わらず人より多く走ってチャンスを作り続ける。

また近年はセットプレーからの得点が多く生まれており、その要因に彼の精密なキックが寄与しているのは言うまでもない。

セットプレーでワクワクできる喜び、噛み締めております。

 

メスト・エジル

19試合出場 3ゴール 16アシスト

平均パス成功率 88%

チャンスクリエイト 計83

 

数字にすると、とんでもない。

1試合平均に4つ以上、シュートに繋がるパスを出してる事になる。

また実際的に、フィニッシャーが精度を欠いて、外してしまったケースは多く、

未遂に終わったラストパスの数も多い。

プレミアリーグのアシスト記録はティエリ・アンリの持ってる20本(02-03シーズン)だが、

エジルは前半戦だけでその記録を塗り替える勢いがあった。

これだけの話でも、彼が如何に稀有で、恐ろしいフットボーラーなのかが理解できるんじゃあないでしょうか。

数字には表れないがシュートの2手前のパス、所謂プレアシストの精度も高く、殺傷力がある。とにかく視野は広く、常に相手のウィークポイントを探している印象。

 

このまま行けば今季のプレミア年間MVPはジェイミー・ヴァーディーとエスト・エジルの一騎打ちになりそうである。

 

www.youtube.com

 

本来アーセナルはプレイメーカー・カゾーラ、クラッキ・エジルという

両輪を主軸に攻撃するチームなんだけど、この片方が11月末に負傷離脱。

「流石にその影響は大きいだろうな」と懸念したが、

なんのなんの、今度はエジルが司令塔っぷりを発揮し始める。

元々広かったプレーエリアがまた一つ広がった感じ。

 前線守備もするし、3列目もフォローするし、カウンター時には真っ先に駆け出す。

そしてここぞという時も、ここぞと言わない時も、相手を破壊する一振りを放つ。

 

最近は味方に守備の指示をする場面も多く見られ、いよいよチームを背負う選手になりつつあるように見える。

エジルは変わった。体つきも変わったし、精神面も変わった。気持ちを前面に出し始めて、ゴールへの姿勢も変わった。

 それはヴェンゲルの見つけた「伸び代」だったのだろうか。

どうして(あのケチンボな)ヴェンゲルがエジルにだけは5000万£という大枚を叩いたのか。今ならよく分かる話である。

 

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僕はたまに考える。

「もし現アーセナルの選手が敵としてあらわれたならば?」と。

 

ラムジー。手強そうだな。だけど対応できない訳じゃない。

攻撃に上がってきた後のスペースを逆に突いてやろうか。

のってなければ勝手に自滅してくれる。

ジルー。なかなか強敵だ。得意な形を徹底的に潰さないといけない。

とにかくDFを激しく当てて、ぶっ倒れてもらおう。

独力だけ見れば怖くはない。

ウォルコット。裏抜けは本当に危険だ。SBに徹底的にマークさせよう。

スペースも与えれない。だけどある程度動きを制限させれば、ほぼ無力化できるだろう。

カゾーラ。相手の要だ。ここを好きにさせる事だけは極力避けたい。

ここを抑えれるかどうかが勝負の分かれ目だろう。要注意人物だ。

サンチェス。恐ろしい上に、乗せると止めれない。スペースは絶対に与えられない。

しかし撤退は選ばず強引に攻撃してくるので、詰ませてボールを奪わせてもらおう。

彼のボールロストはこちらの大きなチャンスだ。

 

エジル・・・・・・・・・

考えたくもない

 

そう、概ねの選手は強敵だとは思うが、対処できない訳じゃないので、

敵としてあらわれたなら、逆に「エキサイティングだな」と思える。

怖さよりも「でも面白そうだなぁ」という気持ちが勝るんですよ。

 

ただエジルに関してだけは、考えたくもないぐらい怖い。

ただでさえ脆いアーセナルの守備に、破壊神エジルが襲いかかってきたら

破壊につぐ破壊。さんざん蹂躙されて、あとは焼け野原。が目に見える。

 

何年か前から感じてる。

「この人本当に味方で良かったなぁ・・・」と。

 

僕にとって、最も恐ろしいフットボーラーは誰あろう、エジルたんなんです。

めっちゃ愛してるけどね。

 

 

後半戦の展望

我がアーセナル

一応前半戦が終わった時点で首位でしたが、

正直、正直、タイトルは遠いな~と思ってます。

やはりカゾーラ・コクランの両センターハーフの離脱(それも長期)の影響は大きいです。この穴は中々深いんです。

なのでDMFの補強は必須。というか無いと駒的に足りません!

多くの怪我人たちもいつも通りなかなか戻ってこないので、

固定メンバーの疲労はシャレにならないところまで行くと思います。

ま~だまだキツい試合が待ち受けています。

僕は優勝を全然楽観視しておりません。

セインツに4-0で負けたのが良い例です。このチームはまだまだ弱点が多いです。

そこを改善しつつ、スカッドも分厚くなれば・・・あるいは・・・ぐらいです。

 

おそらく後半戦の鍵を握るのはこの二人。

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16番と14番の二人。

今現在は割と得点から遠い二人ですが、必ず取れる時期が来るはず。

どっちかが決定機を決めてくれれば、もっと楽して勝てます。

 

逆境時に奮闘できるラムジーと、

難敵相手に燃えるウォルコット

 

難敵と逆境時にエジルでは中々流れを変えれないケースがある。

そういうチームが苦しい状況に立った時に、この二人が大仕事をしてくれると非常に助かります。

この二人の出来が後半戦の戦績を大きく変えるのではないかと、予想しております。

 

 

後は周囲次第。シティとスパーズは必ず追い上げて来るはずなので、ここには絶対負けれません。レスターもなんだかんだ上位キープすると思うので恐ろしい相手に違いありません。ユナイテッドとリヴァプールは・・・・・・・うん。うん・・・。